"Selected Poems of Rumi" Jalal al-Din Rumi, Maulana : R.A.Nicholson
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『ルーミー詩撰』:補記
ルーミーの息子スルタン・ワラドが記した長編の物語詩『Ibtida-namah(始まりの書)』は、ルーミーの伝記資料として最も興味深いものである。また詩人(ルーミー)の孫チェレビー・アーリフの弟子アフラーキーによる『Manaqibu'l-arifin(神秘主義者の美徳)』にも貴重な情報が含まれており、これにはC・フアットによる翻訳『Les Saints des dervishes tourneurs(パリ、1918-22)』がある。これらに加えて多くの書籍が存在する。たとえば『FIhi ma fihi(これの中には中にあるこれがある)』が1928年にテヘランとアザムガルで出版されている。また未編纂の『Maqalat-I Shams-I Tabriz(シャムス・タブリーズ講話)』は、詩人の生涯についてはほとんど触れられていないものの、その思想と理論を知るのには最適である。
近代においてはペルシャ人学者バディーウッザーマン・フォルーザンファルが詩人の生涯について『Sharh-I hal-I Maulana(我らが師の生涯)(テヘラン、1932)』という価値ある批評的研究論文を執筆している。また博識で知られるH・リッター博士による文献の網羅的調査(『Der Islam』収録、1940,1942)は、この分野に興味を持ち研究調査する者にとり必要欠くべからざる重要な参考書である。
邦訳者註
『FIhi ma fihi』については井筒俊彦先生の翻訳がある。邦題『ルーミー語録』。
『Maqalat-I Shams-I Tabriz』については2004年にW・チティック先生により初の英訳版『Me and Rumi』が出版された。原著の2/3が訳されている。英語のみならず西欧言語に訳されるのはこれが初めて。巻頭文はアンヌマリー・シンメル先生。
『Manaqibu'l-arifin』についてはJ・レッドハウス卿の翻訳や、入手しやすいものとしてはイドリース・シャーの抄訳版(『The Hundred Tales of Wisdom』)などがある。
『ルーミー詩撰』:附記